フォーマーで成形されたブランクの搬送
フォーマーではパンチとダイで形作られたものを「ブランク」と呼びます。
パンチとダイで素材に「形を転写」すると、KO機構が動作し、KOピンがダイ内のブランクを蹴り出します。
ブランクの搬送説明図
KOピンで蹴り出されたブランクを次工程に搬送するのがトランスファー機構です。
多工程プレス機では、工程間のブランク搬送は機械とは別ユニットにて構成されることが多いですが、フォーマーではトランスファー装置は機内に機構的に内蔵されています。
ダイ前面まで蹴り出されたブランクは、トランスファー装置に設けられたチャックにて保持されて、次工程に順次搬送されます。

トランスファーチャックが次の工程にブランクを運ぶタイミングに合わせてパンチが前進してきて、再び成形を加えます。そしてまたKOピンで蹴り出され、トランスファーチャックがブランクをそのまた次の工程へと運ぶ。この動作を繰り返すことによって、フォーマーは複雑な形状の製品を作ることができるのです。