フォーマーのコンパクト化に伴い、オイルタンク容量も縮小される傾向にあります。
オイルの汚れが目立つようになる中、潤滑オイルの清浄度を維持するために、スライド部にシールを設けることでクーラントオイルとの分離を図っています。
これは、サカムラの熱間フォーマーではなくてはならない装置となっており、それを冷間フォーマーにも応用したものです。
100%完全に分離することは難しいですが、ボンデライトなどの材料表面処理剤によって汚濁したクーラントオイルを、潤滑オイル側に混入させることを極力削減して、潤滑オイルの清浄度維持に寄与しています。