技術情報一覧

安全・環境への配慮
フォーマーでは、通常コイル状の線材を用います。コイル材は結束バンドで束ねられていますが、このバンドを切断する際にスプリングバックが発生して一気にはじけるため、非常に危険です。特に大型機の場合は大けがにつながる可能性もあります。
後付けコイルバインダー
フォーマーを円滑に稼働させるには、潤滑油・冷却油が非常に重要な役割を担っています。オイルが劣化したり、異物の混入によって配管に詰まりが発生すると、本来必要な吐出量を確保できずに焼き付きが発生することもあります。
Dirty Oil Detector
オイルはフォーマーの稼働には欠かせないものです。汚れのないきれいなオイルを使用することで部品の摩耗を減らし、配管詰まりによる焼き付きや故障を防ぐことができます。
ボンデ処理は、材料の表面に潤滑皮膜を生成させるもので、プレス成形時に材料と金型の間に生じる摩擦を軽減し、焼き付きを防ぐ大切な働きがあります。その一方で、ボンデライトが粉となって飛散すると、オイルや床を汚す原因となります。
ボンデブラシケースHT
フォーマーでは、通常コイル状の線材を用います。コイル材はバンドで束ねられていますが、この結束バンドを切断する際にスプリングバックが発生して一気にはじけるため、非常に危険です。
フォーマーのコンパクト化に伴い、オイルタンク容量も縮小される傾向にあります。
オイルの汚れが目立つようになる中、潤滑オイルの清浄度を維持するために、スライド部にシールを設けることでクーラントオイルとの分離を図っています。
熱間フォーマーでは通常、数個の試打ちの際も全てのヒーターを使って、バー材まるまる一本を加熱しています。バーラックから全ヒーターを通過してバー材を加熱供給するには約7~8分かかります。 そこで、サカムラではバー材の先端のみ加熱するシステムを開発しました。
フォーマーでは、パンチの調整など圧造部に入っての作業が必要となる場合がありますが、不安定な足場での作業は危険を伴います。
ユーザー様から寄せられる最近のご要望として、フォーマーのコンパクト化があります。
PF-625SS型機の事例では、体積比で22%減少となっています。
ステップ台レスフォーマー

技術情報